熱中症予防のため早期対応のお願い【神奈川労働局】

近年、神奈川県下では熱中症による労働災害が多発しており、今年も夏期に入る前から気温の上昇が見られ、熱中症の多発が危惧されています。つきましては下記のとおり、熱中症予防のための早期対応をお願いします。

・初夏は気温の変動が大きく、暑さへの順応が不十分な時期です。作業者からの身体の不調の訴えを確認することなく、水分と塩分をこまめに補給させる、作業時間の短縮や十分な休憩を取らせる等、職場では早めの対応が必要です。

 

・変調を訴える人が出たら、水分補給や休憩を取らせるほか、症状が悪化することがあるので一人にしないことが大切です。

 

・意識がはっきりしない、体に触ると熱い等の症状があれば、直ちに氷で体を冷やし、躊躇せず救急車を呼びましょう。

 

・日中に熱中症の症状がみられた場合は、一旦回復し帰宅した後に、再度悪化することがあります。通常の体調に戻らない場合は早めに医師の診断を受けましょう。